2019年4月30日 (火)

老人日記(2019)

4月30日
朝から小雨の降る肌寒い天気である。
大型連休の最中であるというのに関東地方でも積雪があったという。
あいにくのことだ。
ま、年中連休の我が身にとってはあまり影響はないが。

さてこの日は平成最後の日。
現天皇はこの日をもって退位される。
日本国憲法下で象徴として即位した最初の天皇である。
象徴天皇はいかにあるべきかを模索した30年であったと思われる。
積極的に被災地に足を運び、国民と同じ目線で励まし、戦争犠牲者への慰霊の旅と、
象徴天皇制のあるべき姿を示してきた。
多くの国民は、そこまでしなくても、と思いながら感激したものだ。

もう一つ大切なことは、高齢により天皇の役目を果たせないと、退任を語りかけたことである。
第多数の国民もさもありなん、と暖かい目で同意を示していた。
政府もこれを無視できず一代限りと、特例法をつくり、これを承認した。
生前退位は200年ぶりとのことだ。

そして、翌5月1日には皇太子が令和天皇として即位する。
しかし、皇太子は現在59歳。
一般人では定年退職の歳である。
天皇は現憲法では現人神から人間になった。
当然尊重されるべき人権もある。例えば天皇定年制とか。
さらに憲法は両性の本質的平等をうたう。
女性天皇も可能である。

やはり、令和の年には皇室典範の抜本的改正が必要になってこよう。




 

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2019年3月11日 (月)

老人日記 2019年

3月某日
曇り空たれど、やはり春を思わせるような朝である

平成時代最後の大相撲が始まった。
上位陣の休場はない。
先場所で理事長が「横綱が負けがこんだからといってすぐ休むのはいかがなものか」と苦言を呈していたが、全く同感である。
横綱は全力士の頂点である。勝負だけでなく人間として範を垂れることが大切である。
それにしても、番付けに稀勢の里の名前が無いのはやはり寂しい。

大関陣は相変わらず。カド番の栃ノ心を初めそろって白星スタートとなったが、大関の存在を見せてほしいものだ。

それに比べて関脇の二人。まだ優勝の臭いがプンプン。
特に貴景勝は大関への昇進がかかる。
共に安定した自分の相撲で白星。
関脇が強いと面白い場所になると言われているが、おおいに暴れてもらいたい。

それに加えて、御嶽海。
先場所足のけがで3日休んだが無理を押して復帰。
いきなり白鵬とぶっつかったが、これを制し小結の座を死守、あっぱれであった。初日も横綱に土をつけ幸先の良いスタートをきった。

相撲界も世代交代の波がヒタヒタと押し寄せている。
荒れると言われている大阪場所。
今後の展開に目が離せない。

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2019年3月 1日 (金)

老人日記 2019年

3月某日
弥生3月を迎えた。
朝から端曇りの天気だが、何となく春の香りが漂ってくる。

さて、平成の世もあと二ヶ月である。
平成30年の漢字は「災」であった。
全国各地で地震、豪雨、台風、猛暑など自然災害が多発した。
考えてみると、この年だけでなく、平成になって阪神淡路大震災、東日本大震災とおおきな災害に見舞われた。
”天災は忘れた頃にやってくる”の警句どころか、復興途上で再び見舞われることも。
そうなってくると天災どころかもはや人災であろう。
日本だけでなく、世界中でみられる。
環境破壊がここまで進んでいるのかと、愕然となる。
地球は泣いているのである。

自分自身の身を考えてみると平成は「病」であったような気がする。
21年に下咽頭がん、29年に脳梗塞、30年に誤嚥性肺炎と命にかかわるような病であった。
ま、どうにか生きてはいるが。
  ヨチヨチがヨタヨタになる八十路かな

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2019年2月20日 (水)

老人日記 2019年

2月某日
朝から穏やかな晴天。
今週は春めいた気候になりそうと、予報のご託宣。
うれしなと思っていたら、花粉にご注意とのこと。
とかく、この世は住みにくい。

ところで、孫娘が希望の高校に合格した。
それも特待生ということで、一年間授業料免除とのこと。
とんだ、親孝行である。
入学の保証人であるが、孫坊主のときは私がなっていたが、今度は私の長男に頼みたいとのこと。長男は5年前に起業し今は小さいながら株式会社の社長さんにおさまっている。
年金が唯一の収入源である、よれよれの爺さんよりはるかに社会的信用は上である。
勿論、私も一も二もなく賛成した。
世代交代か、と苦笑したものだ。

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2019年2月16日 (土)

老人日記 2019年

2月某日
冬の柔らかい日射しが部屋一杯に差し込んでくる穏やかな日である。

卒寿を超えた。
文字通りの余生の始まりである。
いっぱいの人生とは何であろうか。
やはり平均寿命なのかな。
日本人の男性のそれは81歳とのこと。
それ以降は余生なのだろう。
いわば余りの人生ということか。
それは長いのか、短いのかはわからない。
神のみぞ知る、ということか。
いずれにしても、それに従って生きるということであろう。
何か急に体が楽になったような気がする。

考えてみると、このブログも大分ご無沙汰してしまった。
決してのんべんくらりと過ごしてきたわかではない。
喜怒哀楽は人並みに味わってきたつもりだが、それを文字に出来なかっただけである。
まーこれも一つの老化現象かもしれない。

ところで、日記というのは日ごとの記録であるが、その自信はない。
そこで日付けは某日とごまかして使っている。
ご容赦のほどを。

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2018年5月 3日 (木)

「おりおり」 3.節目

 長く生きているとさまざまな節目に出会う。
一昨5月1日は平成最後の一年間のスタートの日であった。
象徴天皇制で初めて天皇の引退が平成31年4月30日に行われる。
翌5月1日からは新しい元号となる。
平成も当初の頃は何か違和感があったが、現在はすんなり使われている。
さて次はどんな元号になることやら。

 2月は満80歳を迎えた。
これまで80歳というとえらく年取った人と、尊敬の念をもって見ていたが、はたして自分はどんな風に見られているのか。ある人はエッセイの中で80歳になって今までとは違う世界が見えてきたと、書いていたが、はたして自分はどうかと周囲を見回しても変化はない。
まだ修業が足りないのかなと思ったりして。
でもただ一つだけ違ったことがある。
「これまで少し体調が悪くなると、「どこか悪い所があるのかな」などと、不安になったものだが、最近は「もう80だからな、どこかにガタがきてもおかしくないよな」と思うようになった。すると不思議なことに妙に心が穏やかになる。

 4月は金婚を迎えた。
50年かと一種の感慨を覚えた。
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子ども達から業者に頼んで書いてもらった祝いのイラストが届いた。嬉しいものなり。
これを見ていると日頃の夫婦喧嘩も半分くらいに減ったような気がする、
〇夫婦とは空気のようなものと知る
そんな川柳を思い出した。
あって当たり前、なかつたら大変なことである。
よくしたもので、亭主が年上というのが一般的である。それに、平均寿命も7,8歳女性の方が長い。
空気がなくなるのはなさそうだ。

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2018年2月18日 (日)

「おりおり」 2.八十路(やそじ)

一昨16日は誕生日であった。
一年に一度回ってくるので特に感慨はない。
でも、この日は何か特別なものを感じた。
八十路へのスタートであった。

80歳というと、よぼよぼの爺さんを連想したものだが、自分がそうなってみると、はたしてどうみえるか。
今は人生100年時代ともいわれている。
信長のころ〽人生僅か50年、、、とうたわれていた時代と比べると隔世の感である。

なにも変わっていないと思うのは自分だけかもしれない。
最近では電車の席を譲られることもある。
素直に年は認めることが大切かもしれない。

私の両親は偶然にもともに79歳で没した。そういう意味では親の年を超えたかな、という実感は否めない。
が、70代では71歳で下咽頭がん、79歳で脳梗塞と死線をさまよったこともある。

80代という余生をどう生きるか。
生きるということに意味を持たせること自体が無意味かもしれない。
そんなことをふと考える昨今である。

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2018年1月25日 (木)

「おりおり」 1.以心伝心

平成の世もあと一年ちょっと。
時の流れは止まってくれない。
その間私たちの生活はいろいろに動く。
そこで、心に浮かぶ良しなし事を書き留めておくのも一考かと思う。
題して「おりおり」。
どんなことが心に浮かんでくるか。

脳梗塞で療養退院後どうも体調不良が改善されない。
寒さのせいもあるようだが、すっきりしない毎日である。
それを察したのかパソコンまでも不良を訴えている。
「真似するな」と怒鳴ってもこればかりはどうしょうもない。
メール、インターネットはできるが、ブログの返信がどうもうまくいかない。
内心忸怩たる思いでからかっているが、なかなか言うことをきてくれないのである。
さてどうしたものか。

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2017年11月23日 (木)

小雪

昨22日は24節気で小雪であった。
僅かながら雪が降り始める頃である。

初雪の便りが聞かれる昨今であるが、さすが東京地方は雪は降らないが年末年始並の寒さであった。
この日は久方ぶりの通院日であったが、やはり寒さが骨身にしみた。
この寒さ、例年より早いような気がする。
年取ると、やはり寒さは身に答える。
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ふと窓を見ると外は黄葉の真っ盛り。
季節は晩秋から初冬へと確実に動いている。

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2017年11月14日 (火)

句会から

7月
お題 「値上げ」
〇文字離れ拍車をかける葉書代 (9点)
(葉書代が値上げです)
〇下がるのは年金だけの御時世に (2点)
(ますます住みにくくなります)
「ネガティブ」
〇成り行きにまかせてしまえ老いの道 (2点)
(なるようにしかなりません)
〇治療などしてもしなくも同じこと (3点)
(ケセラセラですね)
当日句 「めきめき」
〇イロハから教えた将棋孫に負け (一点句 1)
(いつの間にか強くなったね)
〇弟子に負けよくぞやったと泣き笑い (三点句1 一点句1)
(喜んだり悲しんだり)
〇ライバルがめきめき力つけれきた (0点)
(要注意)
選んだ秀句 「ネガティブ」
〇食って寝て馬齢重ねてあと何年 (4点、秀句1)
(お互い年はとりたくないですね)

8月
お題 「ノーマル」
〇バカ飲みをしなくなったと年思う (先生3点句、3点)
(先生 若い時の無茶を懐かしく思います)
〇マーマーと中に入るも年の功 (0点)
(止め役の年に)
「のめり込む」
〇のめり込みあげくのはては依存症 (2点)
(lこうなってはいけません)
〇のめり込む趣味のある人羨まし (2点)
(楽しいでしょうね)
当日句 「目的」
〇生きるとは自問し続け喜寿過ぎる (二点句1、一点句1)
(こんなものでしょうね)
〇大記録立てた横綱次は何 (二点句1)
(横綱白鳳)
〇目的もなにもないよとニート君 (0点)
(これはいけませんね)
選んだ秀句 「ノーマル」
〇耳遠いトイレは近い老いの道 (9点 秀句1)
(年はとりたくないものです)

9月
お題 「腹」
〇よく見れば腹に一物顔に出る (2点)
(何となくわかりますね)
〇理不尽を腹におさねて辞令受け (先生2点句 8点 秀句1)
(ここが我慢のしどころですか)
「はらはら」
〇孫走るはらはら見てるジジとババ (2点)
(自分が走っているようで)
〇カド番の大関5分で終日 (5点)
(評 5分で迎えた最終日、はらはらものべすが、大相撲らしく
「カド番が千秋楽の崖っ縁」でも)
当日句 「矢」
〇矢面に立つのはいつも代理級 (0点)
(お偉いさんは隠れています)
〇反論し一矢むくいたはずなのが (0点)
(無視されて)
〇矢も楯もたまらずそっと会いに行く (一点句1)
(そんな時もありましたね)
選んだ秀句 「はらはら」
〇青待たぬ前と後ろの親子乗り (7点 秀句1)
(見ている方がはらはらします)

今月はトータルで6位入賞でした。

Cimg3069_640x4809、10月の名画はポール・セザンヌの「カード遊びをする人たち」。
評価の高い晩年の作品です。

 

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