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2010年8月16日 (月)

終戦記念日

 65回目の終戦記念日を迎えた。
 この日も35度を越える猛暑日。あの日と同じ暑さが脳裏をよぎる。
 毎年正午に黙祷をしていたが、この日は句会の定例日。移動中の電車の中での黙祷となった。

 さて、その句会であるが、今回のお題のうちの一つは「八月」。投稿された82句のうちGさんが選んだ句を挙げてみると
   買って飲む水の八月十五日 (5点)
 「水、水、、、」と言いながら亡くなっていった原爆の犠牲者。今は水道の水ではなく、よく冷えたビン詰めのミネラルウオーター、作者はその違いに言い知れぬ無情を感じたのか。

   朝露で残暑見舞いの墨を擦り (11点)
 立秋が過ぎたとはいえ、残暑どころか猛暑の毎日。朝露が一服の清涼剤に。

   球音が止んで黙祷甲子園 (12点)
 あの喧騒のなかの一瞬の静けさ。毎年のことながら、あの静けさの中に平和の尊さをしみじみ感じる。

   八月は祈りの月と母が言う (8点)
   八月の心に喪服着せておき  (14点)
 何十回、何百回と祈ってきたことだろう。決して忘れることができない八月である。

   平和へと六日九日十五日  (6点)
 広島、長崎そして終戦。平和への願いはまだまだ続く。

   車椅子混ぜてのどかに盆踊り  (9点)
 戦後65年。高齢化社会の長寿国を思う。

 さて、Gさんの句はと言うと
   黒い雨降らせた空を忘れまじ  (7点)
   炎天下玉音聞いた百日紅  (1点)
 毎度のことながら、なかなか進歩のあとは見られない。
 ちなみに、「八月」の最高点は
   敗戦を終戦という国の意地  (16点) でした。

 

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