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2013年11月 1日 (金)

今日の一句 (句は随時更新しています)

 1日

 ○ つつじから あっという間の もみじかな002

 つい先頃満開のつつじに感動したと思ったら、本当に知らぬ間に紅葉の季節を迎えた。
 無理もなかろう。30度を越す真夏日が先月中旬まで続いたのだから。そして、今月7日は立冬。厳寒が待ち構える。
 狭められた秋が何ともいとおしい。

 (折に触れて俳句とも川柳ともつかぬ駄句を並べてみようと思います)

 2日

 ○ 晩秋の 夜の信濃路 思い出す001

  昨夜NHKテレビで「105キロ強行遠足に挑む高校生」というドキュメンタリー番組を放映していた。山梨県の甲府一高(山梨県立甲府第一高等学校)の夜を徹して105キロを歩ききろうという伝統的な学校行事の紹介である。
 思わず身を乗り出して観てしまった。というのも、私の母校、もちろん私も参加した行事であったからである。

 私達のころは、正午に太鼓の合図と共に学校を出発。甲州街道を西に24時間ひた走り、翌日の正午までに一番遠くまで行った生徒が優勝というかなり過酷な競技であった。
 私も握り飯2食分、わらじ3足などを持って友達5,6人で出発、夜になると、大声で歌を歌いながら歩いたが、だんだん無口になっていったのを覚えている。
 優勝者はなんと信濃大町まで。
 私などは上諏訪までであった。
 それでも、列車でしか行ったことのない所に夜通し歩いて行ったということに、何か大きな達成感を感じたものだ。
 60年近くも前の話である。
(写真はNHKテレビから)

 3日

 ○ 憲法を 大事にしたい 文化の日001

 今日3日は「文化の日」。
 皇居では文化勲章の親授式が行なわれるなど文化的な行事が多いが、本来は昭和21年11月3日に発布された日本国憲法を記念してつくられた祝祭日である。
 「軍国主義国家」から「文化国家」へ脱皮した記念日である。
 特にわが国の憲法は「平和主義」を強調した世界でも冠たる憲法である。
 いかなる時代になっても、この憲法は守っていかねばなるまい。

 おりから、近くの公園で菊花展が開かれていた。
 「文化の日」にはよく似合う花である。

4日

 ○ 人想う 義父の命日 線香焚く

 95歳で亡くなった義父の命日である。
 存命なら百歳を超えている。
  百歳を越えたら誰も偉い人 という川柳があるが、やはり畏敬の念を抱くものである。
 ところで、その百歳を越える人が年々増えており、今年は全国で5万人を超えたそうだ。ただし、その内の87.5%が女性とのこと。
 現に私の知っている3人もすべて女性、やはり、”女は強し”ということか。

 5日

 ○ 楽天に 勇気もらった 人あまた008

 日本シリーズは接戦の結果、楽天が初優勝した。
 私も野球は最近あまり見ないが、今回は7戦ともしっかり観戦した。
 やはり、東北に対する思い入れがあったのかもしれない。
 そして、日本中が野球に沸くことができる平和が本当にありがたいと思った。
(写真は4日付け朝日新聞朝刊より)

7日

 ○ 真夏日も うそのようなり はや立冬002

 今日7日は24節気で立冬。
 冬の始まりである。
 「立」には新しい季節になると言う意味があり、季節の大きな節目である。
 この日から立春の前日までが”冬”となる。

 今年は異常気象とかで、先月中旬まで30度を越す真夏日があった。
 さすがにこの日は朝から雨で、秋雨の寒さを実感した。

 ベランダからの紅葉も例年と比べるとひときわ色鮮やか。
 これも、異常気象のなせる技か。

8日

 ○ マージャンの 4人の世界 無限大

 近くの高齢者福祉センターで月5回の健康マージャン(飲まない、吸わない、賭けない)を楽しんでいる。
 学生時代からやっていたが、退職と同時に機会が少なくなっただけに、毎回が楽しみである。
 高齢者の健康増進という趣旨で同年代の男女が和気藹々と卓を囲んでいる。
 4人の思惑がそれぞれ交錯し、捨て牌、手の内がまったく同じ局面の一度もない、スリリングな遊びである。
 頭の体操にはもってこいである。

 10日

 ○ 甲州路 秋の空気が すがすがし009

 墓のリホームの相談で山梨の墓に向かう。
 息子の運転で中央高速をひた走る。
 渋滞もなく一時間ちょっとで到着。
 秋の澄んだ空気が何とも気持ちよい。

11日

 ○ 深まって もみじの色も 日々変わり002

 朝、ベランダから見えるもみじの色が、毎日微妙に変わっているのがわかる。
 今年は特に赤が鮮やかな色を出しているようだ。
 急に気温が下がったこと、昼夜の温度差が大きいためだとか。
 もうしばらく、紅葉は楽しめそうだが、北国は初雪を見た。

12日

 ○ 立冬も 過ぎた寒さで 冬支度

 今朝はことのほか冷え込んだ。
 初雪のあった北海道、東北地方はもとより全国的に一番の冷え込みになったようだ。
 関東地方でも初霜、初氷の便りがあった。
 東京地方も最低気温は7.9度。10度を割ったのは今期初だそうだ。
 本格的な冬将軍のお出ましである。
 家でも冬支度、こたつを出した。

 13日

 ○ 内視鏡 腹の底まで 覗かれて

 一年一度の食道と胃の内視鏡検査で病院に。
 何回か受けているが、鎮静剤の注射で少し朦朧としている間に終わる。
 ひところの、ゲーゲー言いながらの”胃カメラ”とは雲泥の差である。

 横になっている時、腹のクロいところまで見られたかと、ハラハラ(笑)。
 まー、自分では”ハラ黒い”部分は無いと思っているが、、、

 14日

 ○ 元首相 吼えて原発 ゼロの意気

 小泉元総理の発言が波紋を広げている。
 「原発は即ゼロにすべきである」ー

 11年3月の事故から原発廃止の声は多く出ているが、原発推進派の元総理の発言だけに影響は小さくはない。
 「今さら無責任だ」、との声もあるが、熟慮した結果、考え方を変えることは恥じでも何でもない。
 原発によるエネルギー供給の利便さと、事故による何十年も続く被害とを考えた時、良心ある人はどちらを選ぶか。
 政治の選択でもある。

 16日

 ○ 行く秋を 惜しむがごとく 落葉敷く024_2

 小春日和に誘われて、黄葉が見頃を迎えた昭和記念公園に出かけた。
 イチョウ並木は黄金色に染まり、目を楽しませてくれる。
 地面いっぱいの落葉はまるでジュウタンを敷いたよう。
 行く秋を惜しんでいるような風情であった。

 18日

 ○ いっぱいの 秋の味覚は 宝もの001

 柿、なし、リンゴ、、、秋は色々な食べ物を提供してくれる。
 ”旬”を味わう季節でもある。
 食欲の秋、と言われる所以か。
 と言っても、そんなに食べられるわけでもないが、こうして見ているだけでも何か豊かな気持ちになる。

 20日

 ○ インフルの 予防接種で 冬を待つ

 近所の診療所で予防接種を受けてきた。これも、冬支度の一種だろうか。
 何か気休めのような気がしているが、毎年接種している。
 おかげで、インフルエンザにはかかったことはないが。 

 21日

 ○ 内視鏡 異常は無しで 帰路軽く

 先日の検査結果を聞きに病院に。
 F先生と。「異常はありません」と、モニター写真を見ながら説明を聞く。
 やはり、ホッとして、一年後の検査の予約。
 こうして、月日が経っていく。

 22日

 ○ 小雪の 落葉にそそぐ 陽は温し030

 この日は24節気で小雪。
 わずかながら雪が降り始め、本格的な冬の到来が感じられる時期だが、東京地方は小春日和が続いている。

 昭和記念公園でも晩秋の柔らかい日差しが、秋の名残を優しく包んでいた。

 23日

 ○ 勤労を していなくても 感謝の日

 今日23日は勤労感謝の日。
 生産を祝い、国民たがいに感謝しあう、という趣旨の祝日である。
 でも、隠居の身としては、何かこそばゆい休日でもある。
 と言っても、年中休日ではあるが。

 27日

 ○ 秋の夜の 友と飲む酒 至福なり

 昨夜、学生時代の友人3人で久方ぶりに新宿で落ち合った。
 いきつけの店で、まずは乾杯。
 積もり積もった話に花を咲かせたが、いつの間にやら話の中心はお互いの健康のこと。
 それともう一つ、共通して言えることは3人とも酒量が少なくなったこと。
 歳を実感した一夜でもあった。

 29日

 ○ 違反する 議員が決める 法無効

 広島高裁岡山支部の「一票の格差」訴訟で、7月の参院選は憲法違反、との判決が出された。と同時に裁判対象の岡山選挙区の選挙を「即時無効」とした。
 これまで、一票の格差訴訟で違憲判決は何回か出ているが、選挙そのものを無効とした判決は初めてである。
 おりから、参院では衆院で強行採決された特定秘密保護法案が審議入りしたばかり。
 この判決がどのような影響を与えるか。
 かりにこの法案が可決成立したとしても、憲法違反の議員(現時点では)が作った法律は当然無効である、と言う声は出てくるであろう。
 国家の機密か大切か、国民主権が大切か、しっかり見極めねばなるまい。

 30日

 ○ 山ひとつ 真っ赤に染めた 不動尊034

 紅葉まつりが今日までと言うので日野市の高幡不動尊に出かけた。
 五重塔の赤色にもみじがまばゆいばかりに映えていた。
 境内には753を祝う親子連れも。
 晩秋の穏やかな一日であった。

 (拙い句の連続でしたが、一応”今日の一句”を終わります)

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ある一日 (7)

 11月を迎えた。
 二ヶ月ずつのカレンダーもいつか知らぬ間に残り一枚になった。
 毎度のことながら、あっけにとられるような月日のたつのの早さである。
 充実した日々を過ごしているためか、それとも同じような日々を惰性で過ごしているためなのか、フト考えてしまう。

 昼前、デジカメを持って近くの公園に。006
 半年前に満開のつつじに感動して「一日一句」を始めたのを思い出した。
 今はハナミズキも紅葉し、あたり一面はすっかり秋色に包まれている。
 おりにふれて秋の句も並べてみようかと思った。

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