« 昭和記念公園のヒマワリ | トップページ | ある一日(17) »

2014年8月16日 (土)

69回目の終戦記念日

昨日は69回目の終戦記念日であった。
毎年この時期になると、いやおうなしに戦争のことが思い出される。
特に今年は政権が集団的自衛権の行使容認を決めてから初の終戦記念日。
心なしか戦争への不安が頭をよぎる。

日本武道館では恒例の全国戦没者追悼式が行われた。
Cimg0373_800x600
遺族の高齢化が進み、参列者は毎年減少しているという。
(写真はNHKテレビから)

自然の摂理だろうが、戦争を知り、語れる人が年々少なくなっている。
かくいう私もその少なくなっている一人であるが、先日こんなことがあった。
小学5年生の孫娘が夏休みの自由研究で戦争のことをとりあげた。
ところが、父母は当然のことながら戦争の体験はない。そこで「お爺ちゃんに聞いてみよう」ということになった。
とんだお鉢が回ってきたわけだが、私も喜んではせ参じたわけである。
これまで断片的に話したことはあったが、筋道立てて話すのは初めて。
山梨県甲府市での小学校2年生(当時は国民学校)で体験した空襲のことをこと細かく話してあげた。
真っ黒に焼けただれた死体、折り重なるように倒れている窒息死した人々、決して作り話ではない。
彼女は戦争に対して何を感じただろうか。
話し終えた後、この子供らに二度とこのようなむごい体験はさせてはならない、と思ったのはいうまでもない。

|

« 昭和記念公園のヒマワリ | トップページ | ある一日(17) »

コメント

こんにちは♪♪
お孫さんと貴重な時間を持ったのですね。きっとまっさらな気持でおじいさんの戦争体験を受け止め、心に留めてくれたのではないでしょうか。お疲れ様でした。

私は生まれて間もない時だったので、戦時中の事は覚えていませんが、召集されていた父親が病気になり、戻されて、数年後に帰らぬ人になりました。まだ若かった母は凄く苦労しました。
今日は映画「硫黄島からの手紙」をTVで見ました。日本兵の有様をクリント・イーストウッド監督は実に人間的な視点で描いたと感動しました。

投稿: ソナタ | 2014年8月16日 (土) 15時15分

ソナタさん 今晩は。
コメント、有難うございました。
それぞれの”戦争”があるのですね。
でも、いずれも楽しい思い、ではないですね。

私も「硫黄島からの手紙」は劇場で観ました。日本人の視点からとらえた硫黄島の戦いですが、おっしやる通り人間的な暖かい目で描かれていました。
もう一つ彼の作品で同じ戦争をアメリカ人の視点で捉えた「父親たちの星条旗」というのがあります。これはこの戦いをかなり辛辣に捉えています。同じアメリカ人が、と少し驚きましたが、彼の反戦思想が強く出ていました。

投稿: KUBO | 2014年8月16日 (土) 20時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/97856/60159194

この記事へのトラックバック一覧です: 69回目の終戦記念日:

« 昭和記念公園のヒマワリ | トップページ | ある一日(17) »