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2016年8月13日 (土)

時おりの言葉(23)

瓜(うり)の馬と茄子(なす)の牛
(2011.8.13)
今日13日はお盆の入りである。

子どものころの話であるが、この日になると父がきゅうりとなすにおがら(麻の茎の皮をはぎ取ったあとを乾燥させたもの)を刺して馬と牛をつくった。そしてこれに乗ってご先祖様がやって来るんだと。

夕方になると玄関口に家族が出ておがらを焚く。この火を頼りにご先祖様がやってくるというわけだ。

遠い昔の思い出である。
マンション住まいでは玄関口で火を焚くこともできないし、きゅうりやなすで馬や牛を作ったこともない。

でも毎年この日には仏壇に線香を焚いて先祖にお祈りをしている。
やはり、迎え火から送り火までの数日は日本人の情念が深まる時であろう。そして、そのはざまに戦没者を想う敗戦忌がある。

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コメント

こんにちは♪♪
台風が去りましたが、被害は無かったでしょうか。
所でお盆の「キューリ」と「茄子」の動物は、私の祖母がいつも作ってお供えしていました。
でもその意味を知ったのは最近の事です。
ご先祖が彼岸から来る時は「キュウリ」に乗って早く自宅に戻って欲しい。
また帰りは「茄子」に乗ってゆっくりと帰って欲しいという願いを込めていたんですね。

先日放映された「満州開拓団」のドキュメンタリーを見ました。「さもありなん」と納得しました。

投稿: ソナタ | 2016年8月18日 (木) 12時13分

ソナタさん 今日は。
台風一過、農場の収穫に精を出しているとのこと、新鮮なトマトやインゲン美味しそうですね。

盆も終わり周囲も落ち着きを取り戻したようです。
鎮魂の8月、毎年ながら、戦争のことを思い出さずにはいられません。

投稿: KUBO | 2016年8月18日 (木) 14時00分

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