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2017年2月 9日 (木)

時おりの言葉(4)

春先の季語に心奪われるようなきれいな言葉に出会うことがある。

余寒    
立春を幾日かすぎてもまだ寒い日が現れ、東京に雪が降る日もあ
る。
Cimg2827_640x480_5この日9日も都内は珍しく小雪が舞った。
余寒(よかん)-「余りものの寒さ」といえようか。
寒さもそうは長くは続かないだろうし、寒い中にも何かしらの暖か味を感ずる。

〇 ひそと来て茶いれるひとも余寒かな    室尾犀星

薄氷
一般的にはうすごおりだが「うすらい」と読む。
何ともきれいな言葉である。

次第に春めいてきて、もう氷も張ることもないだろうと思っていたら寒さがぶり返して田んぼや水たまりに薄い氷が張ることがある
でも何か遠慮がちに。その風情も春を感じさせる。
〇 ふんわりと薄氷に置く片思い    久遠    

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